帰省のお土産はお決まりですか?家族が喜ぶ岩手名物

年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが始まっています。新型コロナの5類移行後、初めて迎える年末年始。久しぶりの再会を喜ぶ光景もみられるでしょう。そして、めでたい年末年始の挨拶にはお正月の手土産が欠かせません。岩手からおでかけする方、岩手に帰省してくる方、皆さんの手土産選びの参考になればと思います♪


“家族の喜ぶ顔が見たい”岩手の名物をぜひ。

 今年岩手は、WBC優勝や日本人史上初の2回目のシーズンMVP受賞の大谷翔平選手の地元としてや、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が令和5年1月12日に発表した「2023年に行くべき52カ所」に「盛岡市」が選ばれたことが話題となりました。そんな岩手の名物、集まったご家族団らんの話題にも一役買ってくれることでしょう。

食の王国・岩手

多彩な食材に恵まれ、豊かな食文化が根付いている岩手は、美味なおみやげも様々。ごはんのお供やおつまみにぴったりの一品、地元民に愛され続ける銘菓や話題のスイーツ、産地だから手に入る新鮮な山海の幸、風土を醸すお酒類…。食の王国・岩手ならではの一品が揃い踏みです。

地元民に愛される名物をお土産に

<定番銘菓>

人気の「奥州ポテト」お祝いパッケージになっていました!岩手の名産リンゴを使ったお菓子もあります。


有名な「岩谷堂羊羹」限定のお味がありますよ。一粒栗のはいったどら焼きもおいしいです♪


「かもめのたまご」新年にピッタリの紅白バージョン。


<岩手のお酒>

「べアレンビール」冬のにおすすめの黒ビール。八幡平の「ドラゴンアイ」ホップで有名な遠野の「ズモナビール」岩手は地ビールも豊富です!


<海の幸>

瓶ドンは気軽に海鮮を楽しめます♪
(瓶ドン屋 みやこhttps://fesan-jp.com/shop/shop267/pic.jpg?20231229001129参照)


麺好き必見!おみやげにも◎いわての麺

古くから蕎麦や小麦の栽培が盛んで、独自の粉食文化が培われてきた岩手。そのせいか、岩手の人は麺が好き。まず有名な「盛岡三大麺」。そしてほかにも多様な麺グルメがあります。もちろんお店で本場のお味を味わってほしいですが、手土産にピッタリなお土産用になっているものや、家庭用で販売されているものもたくさんありますよ!

まずは盛岡三大麺とは

「盛岡三大麺」とは、岩手県の県庁所在地・盛岡に根付く独自の麺文化「盛岡わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」のこと。盛岡人のソウルフードとも呼べるローカルグルメです。

<盛岡冷麺>

1950年代、朝鮮半島北部出身の青木輝人さん(「食道園」創業者)が、故郷の味を思い出し作ったのが始まりとされる「盛岡冷麺」。小麦粉と馬鈴薯でん粉によるコシの強い麺と、牛骨などでダシをとったコクと酸味のあるスープが相性抜群で、キムチでの味変も。主に焼肉店で提供されていますが「肉より冷麺がメイン」で食べに行くというのも少なくないです。

<盛岡わんこそば>

宴の席で大勢のお客様をもてなすために考えられたと伝わる「わんこそば」。一口大に小分けしたお蕎麦を、色々な薬味と共に味わいます。「もう食べられない」と思ったら、お給仕さんがそばを入れるよりも早く蓋をするのが基本的なルール。お給仕さんとの掛け合いを楽しみながら、岩手ならではのおもてなしも体験できます。

<盛岡じゃじゃ麺>

中国東北部の麺料理を参考に、高階貫勝さん(「白龍」創業者)が屋台で売り出したのが始まり。平打ちの太麺にたっぷりの肉味噌とキュウリ、ネギがのっていて、これをよく混ぜ合わせて食べます。お好みで酢やラー油、にんにくを加え「マイオリジナル」の味付けにするのが通な食べ方。最後に麺と具を少し残し、卵を割り入れて「ちーたんたん」と注文をするのが定番。やり方がわからなくてもお店や周りの人が気さくに教えてくれます。

三大麺のほかにも!麺王国 岩手 地元で愛される味

岩手・奥州市江刺の鶏卵をふんだんに使用した独自の「卵めん(らんめん)」。淡いタマゴ色・ほんのりと甘い風味・シャキシャキした歯ごたえが特徴のそうめんです。



盛岡三大麺と比べると全国的にはあまり知られていませんが、名産品の一つとして地元で食べられています。そして、独特の風味、食感が他にない!と全国のお客様にもリピートしていただいております。乾麺なので日持ちもしますし、持ち歩きの時間を気にしないでよいのでお土産品としてもおすすめです。

お土産におすすめのつゆ・スープ付きセット。卵めんの姉妹品、卵うどんおいしいです。
おせちや年末年始のごちそうに疲れた胃にもぴったりです。

どこで購入できる?

今回紹介したものは、盛岡駅界隈、岩手県内各地のおみやげ処やスーパーで取り扱いがあるものばかりです。(すべてではありません)お気軽にお立ち寄りください!

来年も卵めんの読み物を更新していく予定です。よろしくお願いいたします。

それでは、よいお年を!